船外機艇の買取について– ENGINE –

海上係留に適しており舵効きやクラッチ操作の反応が良く扱いやすいガソリンエンジンです。

昔はディーゼル仕様のものもありましたが、現在は4ストロークガソリンエンジンが主流となっております。ディーゼルより燃費や耐久年数が悪くなるものの評価されるのは高い操作性とチルト操作により浅瀬や障害物のある所でも走り抜けることが可能となっております。

エンジンアワーや日々のメンテナンスが買取金額を大きく左右します!!

船外機艇の買取に関しては船体の状態ももちろん影響してきますが、エンジン本体の使用状況が最も査定金額に影響を及ぼします。

1.エンジンの使用時間 【1,000時間を超えているかどうか】

マリンエンジンでの使用時間は自動車でいう走行距離にあたります。100時間の使用でおおよそ10,000kmの使用となってまいります。

※普通乗用車だと10万kmを超えると買取金額がグッと落ちてしまいます。

2.エンジンの年式に対しての使用頻度

1年間の使用時間は平均で100~130時間ほどです。

自動車のように【走行距離が少ないから買取が高くなる】ということはなく、水上で使用するものなので使用していない期間に錆や海水腐食により不具合が起きてしまうケースが多いです。

上記の2つの項目に関して注意すべきなのは、

 【定期的にエンジンを掛けて走らせる】

 【オイル潤滑剤をエンジンに吹き付けておく】

 【使用後はフラッシング※真水通し】

この3点に注意してもらえるとエンジンの状態も良く高価買取に繋がります。

ボートは時勢の影響やモデルにより大きく買取金額が変動します。

レジャーボートの中でも最も生産数が多いのが船外機艇になります。

操作性、整備性においてレジャーボートのエンジン形式の中で最も扱いやすく、ビギナーの方はもちろん自身でメンテナンスを行なう方にも好まれています。

2020年1月のコロナウイルスの影響から中古艇市場は価格高騰しましたが、2024年に入ってから急落してきている状況となっております。ただし、【YAMAHA YFR】や【F.A.S.Tシリーズ】などの人気モデル以外はそこまで大きな影響を受けておらず、船外機艇は比較的に緩やかにコロナウイルス前の価格に戻りつつある状況です。