船内外機艇

ディーゼル・ガソリンの両方の燃料形式があり、陸置き保管に適したモデル

国内メーカーの船体には主にディーゼルエンジンが採用されており、燃費の良さに船外機同等の取り回しの効きやすさやエンジンメンテナンスにおいて水上でも整備作業がしやすいことが特徴の形式となっております。

デメリットに関しては海上係留の場合は、ドライブ(推進システム)が常に水面にさらされるため海水による腐食を起こしやすくドライブの状態によっては買取金額がお付けできないケースもございます。

陸上保管か海上保管どちらなのかが大きな分かれ目!!

上記に記載している通り海上係留はドライブの腐食リスクが大きく保管状態により同じ船体でも買取金額が大幅に変わってきます。そのため定期的なドライブ用アノードの交換や付着する貝や藻を飛ばすためにこまめに走らせることが買取金額をアップするための方法となってまいります。

陸上保管の場合でも使用後の水通しでのエンジン始動や真水でのドライブの洗浄グリスアップは継続して行なっていただくことが高価買取へと繋がります。

特に時勢の影響を受けやすいエンジン形式になります。

今回、船内外機艇は特にコロナウイルスによる価格高騰の影響を受けており、2024年に入ってからの市場価格の急落も最も値下がり幅が大きいと言えます。

また年々どこのマリーナやマリンショップでもメンテナンススタッフの減少に悩まされており、メンテナンスに特に人と時間を要する船内外機艇は受け入れを制限する所も増えてきているため需要の限られるエンジン形式となってきています。

上記のことから陸上保管や定期的な簡易メンテナンスをお勧めします。